デニム直し・修理 ブログ18 ★最新★

袖丈を詰めています。上部にあるのがカットした生地。
スリットの長さ仕様はオリジナルと同じ。
もちろん、リベットは貫通打抜きなので、表裏の再利用。
リペアやシルエット＆サイズ変更に伴うリベットの再利用は無料。

今回のＧジャンは着丈も詰めています。

着丈を３㎝ほど詰めていますので、シンチバックも上部に移動。
ベルトはチェーステッチで入れ直し、リベットは再利用です。

ベルト部分から一番下のボックスステッチの長さが短くなるので、
すべてのボックスステッチを入れ直すことも視野に入れていましたが、
こうしてみると違和感はないので、
お客様と相談し、そのままでOKとしました。(^^)

★Ｇジャンの袖丈詰め・リペアなどのページ★

次は前ポケット入口リペア＆補強+スレキ全交換

スレキとポケットが完全に剥離し、ダメージと多くの擦切れヶ所があります。

ポケット入口はもちろん、アウトシーム側もリペア＆補強しています。

"アタリ感" をいかして仕上げることを大切にしています。

ポケット入口のダブルステッチ部分の裏側です。
この部分は丁寧な作業を積み重ねないと綺麗に仕上げることは出来ません。

ポケット入口に全体的に補強を入れていますので、
安心してガンガン使って大丈夫です。(^^)/

裏から見ても綺麗な仕上がりだと思います。
スレキはお客様のオーダーでイエローにカスタム！

しかし…残念なことに…リベットの再利用は失敗でした。
WACOCOROではリベットの再利用に失敗することはほぼありません。
成功率もほぼ１００％です。
今回は本当に残念でなりません。この失敗は次に必ずいかします！！！！

★リベット＆ネオバーボタン再利用取付のページ★

★前ポケットのリペア＆補強＆スレキ交換のページ★

では、いろんな場所のリペア＆補強のご紹介

リペア前の画像です。
膝下～腿全体：普通リペア＆補強

左右裾の全周リペア＆補強

左右お尻のやり直し普通リペア＆補強+左右前股のリペア＆補強

このデニムで最も大変だったのが、この部分の糸を取り除く作業です。
当て布はしてあるものの、タタキの糸が当て布からはみ出し、
デニムに直に縫われているので、かなりの神経を使います。
デニム本体を傷めない様に細心の注意をして取り除きます。

かなりの時間を使いましたが、綺麗に取り除くことができました！(^^)/

では、作業後の画像です。

ミシンが入っていることは殆ど分からないと思います。
アップで！

最後に裏からもお見せしますが、膝下～腿全体の広範囲に補強をいれています。
細かいピッチで縫込んでいますが、ほぼ分からないと思います。
WACOCOROでは基本的にリペアに使用する糸はコットン１００％の綿糸です。
デニムはコットン１００％なので、綿糸がデニムにうまく馴染みます。
スパン系の化学繊維の糸だと “テカリ” が出てしまうので、
デニムリペアにはスパン系の糸は適さないと考えています。

インシーム(内股の縫目)は解体していますので、立体的で綺麗に仕上がっていると思います。
オリジナルの雰囲気をいかした仕上がり、"アタリ感" を感じていただけると思います。

裾は解体し、リペア＆補強後にチェーンステッチを入れ直して仕上げています。
WACOCORO的には、裾のアタリとリペアが混じった感じがとても好きです。
裾全周をリペア＆補強しています。

では、裏からご覧ください。

裏から見ると、細かなピッチでミシンが入っているのが分かると思いますが、
先ほどご紹介した様に、表側からは縫われた糸は殆ど分からないと思います。
『必要十分な強度を広範囲に一定に保つ』
WACOCOROの大切な考え方の一つです。

★ジーンズリペアのページ★

カスタムリペア、ポケット作製、ダブルニー加工など、
いろんなカスタムをご紹介しているので、下記ページもご覧ください。

★デニム・ジーンズカスタムのページ★

デニムやＧジャンのことなら、
リペア＆補強はもちろん！　サイズ＆シルエット変更！
リベットやボタンの修理、再利用もご対応可能です！
『リベット、一個なんですが…』とご連絡をいただきますが、
全然、全く問題ありません！
リベット一個からでも、丁寧な作業をさせていただきますので、
お気軽にお問い合わせください。(^^)

ボタンも錆があり、かなりの年季が入っていますが、
生地自体もかなり劣化しているので、取付部＆周辺の広範囲補強が大切なリペアです。

傷や変形も無く、再利用取付に成功です！！！(^^♪
当然ですが、ボタンの取付部はもちろん、広範囲に必要十分な補強を入れています。
裏からの画像を撮り忘れてしまいました…(^-^;
もう一つ大事なことは、オリジナルの雰囲気を壊さない事！
これがとても大切です！
『オリジナルの雰囲気をそのままいかし、経年変化の邪魔をしない！』
WACOCOROの大切な考え方の一つです。

★リベット・ネオバーボタンの再利用取付のページ★

次は股のリペア＆補強！
本当にご依頼の多い部分ですね。

インシーム(内股の縫目)が擦り切れているのでこの部分はリペアし、
補強がメインの作業となります。

インシームを解体し、リペア＆補強をしています。
先ほどお話ししたように、オリジナルの雰囲気をいかした仕上がりだと思います。

インシームの "アタリ感" を壊さない様に！！！！

もちろん、『必要十分な強度を広範囲に一定に保つ』
毎度、お伝えしているWACOCOROの大切な考え方です。

★デニムリペアのページ★

次はＧジャンカフスの解体リペア＆袖丈詰め。

カフスのリペアは多くのご依頼をいただきますが、
今回はそこそこのダメージですね。
カフスを取り外し、リペア＆カフス全面補強で仕上げます。

もちろん、ボタンホールは専用ミシン、ボタンは再利用！
リペアやシルエット＆サイズ変更に伴うボタン・リベットの再利用は無料です！
 

続いて、袖丈詰め。

凡そ、カフス一個分詰めています。
リベットは再利用、スリットもオリジナル仕様です。

裏から見ても綺麗に仕上がっていると思います。
もちろん、スリットの長さ、仕様はオリジナルと同じ。

★Ｇジャンのリペアや袖丈詰めのページ★

次は…

作業後の画像です。何をしたかわかりますか？

通常のデニムとは仕様が違うので、ちょっと難しい作業となります。
赤➡部分がプラスしたデニム生地。
一般的なデニムはウエストベルトが本体と別体ですが、
今回は本体と一体ですので、いろいろ手間がかかりましたが、
違和感なく仕上げられたと思います。(^^)

サイズアップがあれば、サイズダウンも。

これも作業後の画像です。
大幅に大幅にウエストを１１㎝サイズダウンしています。
左右のアウトシーム(外側の縫い目)では、詰めきれないので、
お尻の縫目も利用した３方詰めで仕上げています。

コインポケットはアウトシームにかかってしまうので、
元が大きめだったので、カットして幅調整をしています。

もちろん、リベットは全て再利用。
もちろん、無料です。

お尻の縫目の仕上がりはこんな感じ。
全体的な仕上がり、シルエット、デザインなどを考えれば、
３方詰めが最適解だと思いますが、
お尻の縫目のアタリ感は無くなってしまうので、これがデメリットとはなりますね。
もちろん、左右のアウトシームで詰めることができれば、それがベストです！

★サイズ＆シルエット変更のページ★

では、最後にいつものチェーンステッチ裾上げ。

WACOCOROのチェーンステッチ裾上げは四つ折りが標準。
非常に多くのご依頼をいただいております。
是非、お試しください！(^^)
よろしくお願いいたします。m(__)m

★チェーンステッチ裾上げのページ★

デニム、Ｇジャンののことであれば、何でもご相談ください。
きっとお力になれると思います！
『ちょっと聞いてみよっかな～』で全然ＯＫです。
お気軽にお問い合わせくださいね！(^^)/

デニムにデニムを重ねてリペア…ゴアゴアですね…
すべて丁寧に剥がし、普通リペア＆補強でやり直します。

ダメージ部分は全て普通リペアで仕上げています。
画像でもわかると思いますが、お尻全体がかなり経年変化で薄くなり弱っていましたので、
ダメージリペアは当然ですが、とにかく広範囲の補強が重要でした。

非常に手間のかかる作業ですが、接着芯は左右で二枚、可能な限り継ぎ接ぎにはしません。
左右の後ポケットは、一度取り外し、リペア＆補強後に取付直しています。

『必要十分な強度を広範囲に一定に保つ』
ＷＡＣＯＣＯＲＯが大切にしている考え方の一つです。

安心してガンガン穿いて、ビシバシ洗濯してください。
大丈夫です！(^^)/

続けて股のリペア！

股下のダメージリペアお尻の補強、綺麗な仕上がりをご希望の為、
まずは解体から。

インシーム(内股の縫目)と股下を解体。
股下のダメージは解体無しでも作業は可能ですが、今回は解体。

綺麗に仕上がっていると思います。

これでしばらくは、安心して穿いていただけると思います。(^^)

★いろいろなデニムリペアのページ★

次は……

作業後の画像ですが、何をしたかわかりますか？
ウエストをサイズアップしています。

左右のアウトシーム(外側の縫い目)にハギを入れてサイズアップしています。
もちろん、リベットはオリジナル、そのままです。

ウエストベルトは矢印の範囲でハギを入れています。
出し幅がパッチよりも大きい場合、片側は隠すことは出来ませんが、
違和感なく仕上げられたと思います。

赤矢印はウエストベルトに入れてハギ、黄矢印アウトシームに入れたハギ。
裏から見ても綺麗に仕上がっていると思います。

デニムのインチ数、出し幅には制限がありますが、
左右のアウトシームにハギを入れずに、
ウエストベルトのみをサイズアップすることも可能です。
聞きたいことなどがあれば、お気軽にお問い合わせください。(^^)/

当然、ウエストを詰めたい人もいますので…

作業後の画像で、ウエストをサイズダウンしています。
赤矢印部分で、ウエストベルトをサイズダウン、
黄線部分でヒップ周辺をサイズダウンしています。
 

革パッチで、サイズダウンの縫目は隠れますので、
表側からはほぼ分からないと思います。

違和感無く、綺麗に仕上がっていると思います。

もちろん、リベットは、​傷や変形も無く綺麗に再利用しています。
ＷＡＣＯＣＯＲＯでは、リペアやシルエット変更などに伴うリベットの再利用は、
基本的に無料です。成功率もほぼ１００％です！(^^)/

★サイズ＆シルエット変更のページ★

リベットの再利用は、ＷＡＣＯＣＯＲＯの超定番メニューですが、
今回は一味違うパターン。

何でもない様ですが…

裏金具の皿部分が完全に欠損しています。
取り外すと…

詰まった凸を綺麗に取り除きます。

後は確りとカシメを効かせて取付です。

傷や変形もなく、綺麗に取付てこそ再利用です。

通常はＷＡＣＯＣＯＲＯ在庫品の新品を使用しますが、
今回ちょっと一味違うのは、裏金具がアルミのリーバイスオリジナル。
数は多くありませんが、ストックはありますので、
どうしても、オリジナルにこだわる方はお気軽にご相談ください。(^^)

★リベット＆ネオバーボタン再利用取付のページ★

では最後にチェーンステッチでの仕上げのご紹介。

ＷＡＣＯＣＯＲＯチェーンステッチ裾上げの最大の特徴は、
四つ折りが標準であることです。
四つ折りには、一般的な三つ折りには無い特徴がありますので、
是非、お試しいただければとても嬉しいです。(^^)/
赤丸は縫い始めと縫い終わり、確りと結んで解れ止め。
とても多くのご依頼を頂いています！
リピーターも多く、複数本も珍しくありません。
是非！(^^♪

★チェーンステッチ裾上げのページ★

デニムやGジャンのことであれば、きっとお役に立てると思います。
多分…(^-^;
『ちょっと聞いてみよっかな～』で全然OKです。
お気軽にお問い合わせください。

ポケット入口にスレキと一緒にタタキが入っているので、
今回の様にスレキを交換＆入口リペアが、非常に手間がかかることになります。

では、解体～

スレキはオリジナルを型に、作り直します。

綺麗に仕上がっていると思います。

もちろん、リベットは再利用しています。
WACOCOROではリペアやサイズ・シルエット変更に伴うリベットの再利用は、
基本的に無料です。成功率もほぼ１００％です。

ポケット入口、ダブルステッチの裏側です。
丁寧な作業の積み重ねが表れる部分です。

やっぱり新品のスレキは気持ち良いですね。(^^)/

★前ポケットのスレキの全交換＆入口リペアのページ★

次はシルエット変更のご紹介。

インシーム、アウトシーム共にフレアーになっていますので、
どちらか一方で作業をするのではなく、
インシーム＆アウトシームの両方でシルエット変更をします。

アップでもご覧ください。

のぺーフレアーをストレートラインにする場合、
デニムのシルエットにもよりますが、基本的はインシームかアウトシームのどちらか一方で、シルエット変更をする場合が多いです。
今回の様にインシーム、アウトシーム共にフレアーのラインが強く出ている場合は、
両方でシルエット変更をした方が、綺麗なラインで仕上げることが可能です。

★サイズ＆シルエット変更のページ★

では、先月に引き続き、結構ボロボロのビンテージデニムのリペア。

やっぱり、ポリエステル系の糸の “テカリ” が出てしまいますね。
ダメージを分からに様にするためには、タタキの糸量が増えるので、ゴアゴアします。
何を優先するかは、オーナー様が決めることですが、
WACOCOROではしなやかさ＝履き心地と強度のバランスが重要だと考えます。
もちろん、デニムの雰囲気をいかした仕上がりに拘っています。

股部分はなんか凄いことになっていますね！(;_;)/~~~
インシーム(内股の縫目)に大きなハギがっ…
初めに、このハギは取り除くと…

なかなかのボロボロ状態です。
大丈夫です！　バッチリ綺麗にリペア＆補強します！(^^)

綺麗に仕上がっていると思います。
裏から見ると…

これで安心してガンガン穿いていただけると思います。(^^)/

★デニムリペアのページ★

次はネオバーボタン再利用取付　ｘ２パターン。

何でもないような…

錆、サビ、さび…

裏金具を新品にして、取付直します。

横から見ると確りとカシメが効いているのが分かると思います。

続けてもう１パターン。

Gジャンのカフス部分のボタンです。

完全に折れた裏金具のピンで、凹部分が埋まっていますので、
綺麗に取り除くことが、ポイントです。

もちろん、２個とも再利用取付に成功しています。
カフス部分のボタンには強いストレスがかかるので、
リペア＆必要十分な補強をしています。

先月同様に、RALPH LAUREN のボタン。
外側からは分かりませんが、全く違う構造です。
修正+補強作業をしないと壊れる構造でしたので、かなりの時間がかかりました。

★リベット＆ネオバーボタン再利用取付のページ★

納期が遅れてしまい、ご迷惑をおかけしていますが、
１日でも早く納品できる様、頑張って作業を進めていますので、
今しばらくお時間をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

リペア＆カスタムはもちろんですが、
サイズ変更やシルエット変更、
リベット・ボタンの取付＆再利用も得意としています。
『聞くだけ聞いてみよっかな～』で全然OKです。
お気軽にお問い合わせください。(^^)/
お電話も大歓迎です！
よろしくお願いいたしま～す。

左右の脚は、良くない状態ですので…
すべてやり直しリペア＆補強です。

アップで見ると、化学繊維のポリエステル系の糸で、かなり多めのタタキが入っています。
テカリがあり、ちょっと残念な感じかな。
裏から薄めのデニム生地や前ポケットのスレキに使用する様な生地をあてるのも、
基本的には良くないと考えます。ゴアゴアしているのが画像でもわかると思います。

ＷＡＣＯＣＯＲＯでは、しろも糸、しつけ糸とか呼ばれるこの糸を、
ダメージ部分に並べてリペアします。
現状、強度やしなやかさなどの仕上がりを考えると、これがベストだと考えています。
ストレッチデニムを除けば、デニムは綿１００％です。
ＷＡＣＯＣＯＲＯでは、タタキや補強に使用する糸は基本的に、
すべて１００％コットンのカタン糸です。

左右の前ポケットはダメージも酷く、スレキもボロボロなので、
解体リペア＆補強+スレキ全交換となります。

お尻は目立ったダメージはありませんが、経年変化で生地がかなり薄くなっているので、
お尻全体の広範囲補強+後ポケットのリペア＆全面補強で仕上げます。

裾もかなりのダメージですので、解体リペア＆チェーステッチ入れ直しです。

ちょっとその前に、ミシンを入れる前の画像を！

先ほどご紹介した、しろも糸を綺麗に並べて、接着芯を貼り、
これからミシンを入れるところです。
しろも糸を綺麗に並べて、ばらつかない様にミシンを入れることがとても大事です。

糸がデニム本体と良く馴染み、自然な感じで仕上がっていると思います。

裾のダメージは…

もちろん、裾のダメージ部分でも、しろも糸を綺麗に並べてミシンを入れます。

チェーステッチを入れ直しています。
踵部分だけでなく、ほぼ外周全体をリペア＆補強しています

次はお尻側。

前ポケットのリペア＆補強+スレキ全交換に伴い、
左右おアウトシームも(外側の縫い目)は解体し、ベルト部分も取外し、
もちろん、左右の後ポケットも取り外します。

左右の後ポケットは、外しリペア＆全面補強、
そして、左右のお尻全体に広範囲補強を入れています。

この部分は縫代まで完全に欠損していましたが、
しろも糸を並べ、綺麗にタタキを入れて仕上げています。
もちろん、確り折り返してオリジナルと同じ仕様です。
縫代が無くなった部分をこの方法で仕上げるには、経験と技術は必要だと思うけど、
一番大切なのは、『綺麗に仕上げよう！』って気持ち！
♫それが一番大事～♫(^^)

右はもちろん、左後ポケットも全面補強です。

ボロボロだった左右前ポケット、コインポケットも綺麗に仕上がっていると思います。
リペア前は…こんな感じ…

このダメージを綺麗に仕上げるのが腕の見せ所かな！(^^)

解体してダメージ部分を普通リペア＆補強で仕上げた画像。
先ほどの後ポケット入口部分と同様に、縫代が欠損した部分を、
横糸をプラスして普通リペア＆補強で仕上げるのは、かなりの高難度リペアです。
この段階での出来上がりが、最終的な仕上がりを決定すると言っても過言ではありません。

もちろん、リベットは全て再利用しています。
傷や変形も無く綺麗に取付出来ていると思います。
ＷＡＣＯＣＯＲＯでは、リペアやサイズ・シルエット変更などに伴う、
リベットの再利用は、基本的に無料です。
特殊なものを除けば、成功率もほぼ１００％です。

解体の為に外したリベットはこんな状態です。

確りと取付る為には、綺麗に取り除くことが必須作業となります。
裏金具はＷＡＣＯＣＯＲＯ在庫品から最適なものを選択します。

数多くの経験と実績が力になる作業です。

ＷＡＣＯＣＯＲＯではこの部分の画像を良くご紹介しますが、
前ポケットのダブルステッチの裏側です。
表側は当然ですが、裏から見ても綺麗に仕上げることが大切です。
丁寧な段階を踏まないと、この部分は綺麗に仕上げるのは難しくなります。

スレキは全交換しています。
綺麗なスレキは気持ち良いですね～(^^)/

それでは、裏からの仕上がりをご覧ください！

膝下～腿全体、そして前ポケットまで切れ目のない補強。
また、左右のアウトシーム(外側の縫い目)も、確りとリペア＆補強です。

左右お尻には、かなりの広範囲に補強を入れています。
裏から見ても綺麗な仕上がりだと思います。

★ジーンズ・デニムリペアのページ★

次はウエストのサイズダウン、１０㎝ほど。

―左右のアウトシーム(外側の縫い目)では、詰めきれないので、
➡お尻の縫目も利用した、３方詰めにて仕上げています。

アウトシームのアップですが、違和感などはないと思います。
これ以上は詰めきれないので、先ほどのお尻の縫目も利用してサイズダウンしています。

サスペンダーボタンがあるので、ウエストベルトは２ヶ所で詰めています。
後のサスペンダーボタンは良いのですが、前のサスペンダーボタンの位置は、
多少ズレますので、サスペンダーを使うのであれば、移動を視野に入れても良いと思います。

もちろん、リベットは再利用しています。
このリベットは貫通打抜きなので、裏金具の再利用も必須です。
表裏共に傷や変形も無く綺麗に取付出来ていると思います。
サイズ変更に伴うリベット再利用は、無料です！

ＷＡＣＯＣＯＲＯでは、創業当初より、リベットやボタンの再利用に力を入れています。
先月のブログでもボタンの再利用取付をご紹介していますが、
今回は過去１難しい作業でした！(^-^;

右は外れたボタンの再利用、左は汎用のボタンを取り外し、外れたボタンの再利用。

２本爪でカシメるタイプですが…
二本の爪が中空になっていますね…中空ピンは…
ボタン側に残っていて、上手く抜けるかどうか…

結果は……

２個とも再利用大成功です。(^^)v　傷や変形もまったく無いです。
文字潰れは最悪ですからね。

横から見ると、確りとカシメが効いているのがわかると思います。

デニム地では無く、革なので厚みと反発力もあり…難しかった…

新品を利用して取付をした裏金具です。
オリジナルの金具が黒系だったので、銀色の下地でしたが黒に塗装しました。

他のボタンと比較しても違和感無く、綺麗に仕上げられたと思います。

本当はいろいろと説明しようかと思ったのですが…
多分面白くもなんともないので…
やめときますね…
８０％ほど諦めかけた…けど…
他のボタンで、いろいろテストした苦労が…
報われました！！！！！(^^♪　良かった～(^^♪

２本爪でカシメるボタンだったのですが、取付方法を変更しています。
外してオリジナルと比較しない限り、全く分からないと思います。
今回の作業で、ものすごい知見を手に入れました。
もちろん、再利用に失敗した場合、作業代は￥０-です。

今回のご請求額はかなりの高額になりましたが、感謝のお電話をいただきました。
こちらこそ、ご依頼をいただき、ありがとうございました。

休業　6/１３(金)～６/２２(日)
入院(脊柱管狭窄症手術)の為

お問い合わせ、ご依頼のご返信などは、２３日以降となります。
ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございませんが、
よろしくお願いします。

『聞くだけ、聞いてみよっかな～』で全然OKです。
もちろん、電話でのお問い合わせも大歓迎です！
お気軽にお問い合わせください！
よろしくお願いしま～す。(^^)/

ボタンの取付部分が解れて、ボタンが外れています。
ボタンと下金具を丁寧に分離して、取付直します。
もちろん、取付部のリペア＆補強も大事。

湾曲した球面状のボタンですが、傷や変形も無く綺麗に再利用出来ていると思います。
横から見ると分かりますが、確りとカシメを効かせることが重要です。
取付部も綺麗に補強出来ていると思います。

外れてはいませんが、上記とほぼ同じパターンです。

外れてはいませんが、上記とほぼ同じパターンです。

外れたボタンやリベットはあきらめないで下さいね。
１００％の成功はお約束できませんが、お力になれると思います。(^^)

もちろん、再利用不可の場合は、この作業料金は頂きませんので、
安心してご相談いただければと思います。
先ほどもお伝えしましたが、ＷＡＣＯＣＯＲＯには豊富な在庫がありますので、
仮に再利用不可の場合は、こちらからご選択可能です。

★リベット・ボタンの再利用取付のページ★

★ＷＡＣＯＣＯＲＯのボタン＆リベットなどの在庫品★

ＷＡＣＯＣＯＲＯチェーンステッチ裾上げ

ＷＡＣＯＣＯＲＯのチェーンステッチ裾上げは四つ折りです。
縫い始めと縫い終わりを解れ止めの為、確りと結びます。
一般的なチェーンステッチ裾上げは、上糸２０番下糸３０番の組み合わせですが、
ＷＡＣＯＣＯＲＯでは、上糸８番下糸２０番の一段階太い糸の組み合わせです。

リピートのご依頼も多く、複数本のオーダーを頂くことも少なくありません。
是非！是非！お試しくださいね！(^^)/

★ＷＡＣＯＣＯＲＯのチェーンステッチ裾上げのページ★

今月はちょっと短いですが…来月は頑張っていろいろアップしたいと思います。(^-^;
では、作業に集中しま～す！！！！！

『ちょっと聞いてみよっかな～』で、全然OKです。
お気軽にお問い合わせください。
メールはもちろん、お電話も大歓迎です。
よろしくお願いしま～す。(^^)/

ダメージが全くないデニムに、ダメージ加工をして、
ダメージカスタムリペア＆補強で仕上げています。
ダメージカスタムに使用する生地は、お客様の持ち込みで、
サンプル画像をいただき、それをイメージにして仕上げています。

雰囲気を出す為に、細かな擦れダメージを数ヶ所に入れています。
もちろん、ダメージカスタム周辺には必要十分な補強をいれていますので、
直ぐに破けたり、穴が開いたりすることはありません！
安心してガンガン穿いてください！(^^)/

★ジーンズカスタムのページ★

次はＷＡＣＯＣＯＲＯでのリペアは４回目ほどのデニムのご紹介。

この圧倒的な雰囲気はなかなか出せるものではありませんね。
穿いて穿いてリペア、穿いて穿いてリペア、穿いて穿いてリペア…
年月をかけて繰り返した結果…この雰囲気
超カッコイイです！(^.^)

今回はお尻の追加リペア＆補強、前ポケット入口のリペア、向こう布のリペアなどに伴い、
アウトシーム(外側の縫目)を広く解体したので、
この部分にも確りとリペア＆補強そしています。
もちろん、取り外したリベットは全て再利用取付です。
基本的にリペア＆カスタム、サイズ＆シルエット変更に伴う、
リベットの再利用は無料です。

それでは裏からの補強をご覧ください。

より白い部分が今回のリペア＆補強ヶ所ですが、
以前のリペア＆補強部分で弱っている部分には、新たにタタキなどを入れて、
強度のバランスを保つようにしています。
（もちろん、その他のリペア済み部分も、すべて同じ様に仕上げています。）

前ポケット、周辺を含み隙間の無い補強が入っているのがわかると思います。

股周も隙間の無い補強です。

先ほど表側のアウトシームでご紹介した部分。
縫代を含めた部分にも、確りと接着芯を貼り必要十分な補強をしています。
もちろん、お尻側の縫代部分も同じ仕様で仕上げています。

お尻部分も隙間の無い補強です。

分かりずらい点が多いと思いますが、ここまでのリペア＆補強をするには、
デニムは前ポケット周辺、アウトシーム、ベルト部分など、広範囲の解体が必須です。
手間暇はかかりますが、これでまたしばらくは安心してガンガン穿けます！(^^)/

では、ＷＡＣＯＣＯＲＯでは良くご紹介する後ポケット脇のダメージリペア。

後ポケットの入口部分のダメージリペアです。
左のダメージをそのまま穿いていて、強いストレスがかかると、
右の様に縦に裂けるダメージが、発生します。
ダメージのリペアはもちろん、黄色〇部分の補強が大切になります。

必要十分な補強を入れていますので、安心して穿いてください。

超アップで！

綺麗に仕上がっていると思います。(^^)

『必要十分な強度を広範囲に一定に保つ』
ＷＡＣＯＣＯＲＯの大切な考え方の一つです。

★ジーンズリペアのページ★

次はリベット再利用取付。

表側からは、何でもない様に見えますが…

裏金具の皿が欠損しているのが３個なので、この部分を再利用するのですが、
皿のある他の３個も同じ様に劣化していると考えた方が賢明ですので、
強度テストをしたところ…

３個すべてが、簡単にこの状態です。
ビンテージジーンズの場合、たまにリベットの裏側を確認するのも必要かと思います。
では、詰まったアルミのピンを取り除きます。

綺麗に取り除けば、後は確りとカシメて完了です。

傷や変形も無く、綺麗に再利用出来ていると思います。(^^)

アルミ製の裏金具は新品となりますが、
裏金具がアルミ製でなければ、ほとんどのリベットは表裏の再利用が可能です。

★リベット＆ネオバーボタン再利用取付のページ★

では、最後にチェーンステッチ裾上げ

多くのご依頼をいただいています。
ＷＡＣＯＣＯＲＯのチェーンステッチ裾上げは４つ折り仕上げが最大の特徴です。
リピートでのご依頼もとても多いので、是非位置をお試しください！(^^)/

★チェーンステッチ裾上げのページ★

リペア＆カスタム、サイズ＆シルエット変更、リベットやボタン修理、
などなど…
『ちょっと聞いてみよっかな～』で全然OKです！
お気軽にお問い合わせください。もちろん、お電話も大歓迎です。
よろしくお願いします。(^.^)

赤線➡にハギがあるのがわかると思います。
この部分でサイズアップしています。

表側はパッチを縫い付けるので、見えない仕上がりとなります。
また、黄➡の左右のアウトシームにはハギは入れないので、
ウエストをサイズアップしたことは、まず分からないと思います。

この作業をする場合、ベルト部分を広く解体する必要があり、
手間と時間はかかりますが、仕上がりが良いのでお勧めのリペア方法です。

次もご依頼の多いシルエット変更、インシームスリム加工のご紹介。

インシーム(内股の縫目)でシルエット変更をしています。
脚全体をスリムに仕上げています。

今回の様に脚全体を変更することも可能ですが、黄線の様に膝下部分のみで、
シルエット変更をするパターンも多いです。
ストレートを全体的に細身にする、膝下からテーパードにする、などなど、
お客様のご希望を最大限にいかし、仕上げさせていただきます。

次は股の解体リペアです。

それ程大きなダメージではありませんが、
この部分は特に、周辺の補強が重要となります。

アタリ感をいかし、綺麗で立体的に仕上げられていると思います。

股部分の修理は、左右のお尻と左右の前股の４枚の生地が重なる部分で、
使用状況により、強いストレスがかかります。
なので、『股全体を大きな一つのエリア』と考えることがポイントです。
基本は、『必要十分な強度を広範囲に一定に保つ』です。

続いて裾の解体リペア。

踵部分だけでなく、裾全体にダメージがありますので、解体し、裾全体をリペア＆補強。
ステッチは…逆チェーンステッチですね…

逆チェーンステッチは、表側を見ながら縫えないので、
元の位置をトレースするのは、ちょっと難しい作業ですが、
綺麗に仕上がっていると思います。

次はGジャン袖丈詰めのご紹介。

カフス１個分ほど、袖丈を詰めています。
スリットの再生と、カフスの取付幅の調整がポイント。
可能な限り、オリジナルと同じ仕様で仕上げています。

もちろん、リベットは表裏共に再利用しています。
ＷＡＣＯＣＯＲＯでは、
リペアやシルエット＆サイズ変更に伴う、リベットの再利用は基本的に無料。
特殊な物を除けば成功率は、ほぼ１００％です。

カスタムサイズアップを２パターンご紹介。

お客様の持ち込み生地を使用して、デニム全体をサイズアップ。
ウエストを20㎝弱広げ、それに合わせて裾までのワイド加工をしています。
全体がフリンジ加工で仕上げれれているので、カスタム部分もフリンジで仕上げました。
ウエストベルトがシャーリングになっているので…でした。

上記とほぼ一緒の作業です。
ウエストのサイズと裾を伸ばしています。

リピートでご依頼をいただき、仕上げさせていただきました。
今まで、多くのご依頼を頂いている中で、一番遠い場所からのご依頼です。
ありがとうございました。(^^)/

それでは、最後にチェーンステッチ裾上げ。

４つ折り仕上げが、最大の特徴になっています。
使用する糸は、一般的なものより一段階太い糸の組み合わせで仕上げます。
縫い始めと縫い終わりは、確りと結び、解れ止めをしています。
是非、お試しくださいね！(^^)

リペア＆カスタムはもちろん、サイズ＆シルエット変更、
リベットやボタンの修理＆再利用などなど…
『ちょっと聞いてみよっかな～』で全然OKです。
お気軽にお問い合わせください。
お電話も大歓迎ですので、よろしくお願いします。(^^)

ダメージを普通リペアで仕上げ、弱っている膝下～腿全体に補強を入れます。

デニムに入れている糸もほぼ分からない綺麗な仕上がりだと思います。

普通リペアの仕上がりは、そのデニムの生い立ちが表れているので、
そのデニムが持っている雰囲気を可能な限りいかせる様にこころがけています。

膝下～腿全体の広範囲に補強が入っているのが分かると思います。
右脚のダメージはそれ程大きくはないのですが、
広範囲の補強が、ダメージリペアにとってはとても大切なポイントになります。

今回はちょっと詳しくご紹介。

ダメージの少ない右脚の補強部分です。
①➡⑤の順に補強のレベルが強くなる様に調整しています。
接着芯を二重にしている部分と、入れている糸の量で調整をしています。
この補強レベルの調整がとても大切です。
『必要十分な補強を広範囲に一定に保つ』
WACOCOROの最も大切な考え方の一つです！

この補強画像を頭にいれて、ちょっと、リペア前からもう一度ご覧頂けると嬉しいです。
表側からは分からないけれど、確りとした仕事を感じていただけると思います。
(^^)/

続いて裾の解体リペア。

これ以上酷くなると、リペア代金も一段階あがってしまうので、
これ位のダメージになったら、直ぐにリペアですね。

表側は当然として、裏から見ても綺麗に仕上がっていると思います。
入れ直したチェーンステッチも、元の位置を綺麗にトレースしていると思います。
このリペアの大切なポイントは…

赤線部分、縫代に欠損及び劣化があるので、この部分を確りと再生することで、
裾全体を綺麗に仕上げることが可能になります。

では、多くのご依頼をいただく前ポケットのスレキ交換のご紹介。

ポケットのダメージは大したレベルではないので、
前ポケットのスレキ交換がメインの作業です。

作業前と比較して、違和感なく仕上げられていると思います。
ポケットのダブルステッチを元の位置に綺麗にトレース、
もちろん、解体したアウトシーム(外側の縫い目)もアタリやステッチも同様です。

では、交換したスレキをご覧ください。

オリジナルのプリントは、移植して欲しいとのオーダーです。

裏金具がアルミ製なので、難易度は高いのですが、
すべてのリベットは、表裏共に再利用にしています。

WACOCOROでは、リペアやシルエット＆サイズ変更に伴う、
リベットの再利用は無料です。
成功率も特殊なのもを除けば、ほぼ１００％です。　(^^)v

ダブルステッチの裏側です。
この部分を綺麗に仕上げるには、一つ一つの作業を丁寧に積み重ねる事が大切です。

リペア＆カスタムはもちろん！
サイズ＆シルエット変更も得意としています。
リベット１個、ボタン１個から丁寧に仕上げさせていただきますので、
お気軽にお問い合わせください。

チェーンステッチ裾上げに終わり、チェーンステッチ裾上げにてご挨拶。

★WACOCOROの四つ折りチェーンステッチ裾上げ★

ボタン一個、リベット一個、チェーンステッチ裾上げ一本。
喜んでオーダーをお待ちしておりますので、
お気軽にご相談ください。
『ちょっと聞いてみよっかな～』で全然OKです。
 

片腕のボタンが２個とも無くなっていますので、
お客様が用意した同じボタンを移植します。

取付よりも、取り外しが難しいのです。
今までの経験と実績が力になる作業です。

もちろん、成功しています。
傷や変形も無く綺麗に仕上がっていると思います。
ボタンの向きもオリジナルと同じ様に揃えないといけないので、
ちょっとしたことですが、神経使いますね～(p_-)

確りとカシメが効いているのが分かると思います。

➡裏金具はＷＡＣＯＣＯＲＯ在庫品の新品を使用していますが、
オリジナルと比較してもそれほどそれほどの違和感はないと思います。

ＷＡＣＯＣＯＲＯでは、リベットやボタンの再利用には、
創業当初より、強い拘りをもって取り組んでいます。
綺麗に仕上げることは当然として、高い成功率があります。
是非、お気軽にお問い合わせください。

★リベット・ボタンの再利用＆移植のページ★

次はクロムハーツのウエスト出し。

作業後の画像です。
サイドにハギを入れてのサイズアップとなります。

撚れや変な皺などはなく、綺麗に仕上がっていると思います。

ウエストベルトはお尻のセンターでサイズアップしています。
黄➡の間にハギを入れていますが、それ程目立たなと思います。

もちろん、取り外したリベットは再利用しています。
綺麗に取付出来ていると思います。

〇の裏金具はＷＡＣＯＣＯＲＯ在庫品の新品です。
裏から見ても違和感はないと思います。

★サイズ＆シルエット変更のページ★

次はＷＡＣＯＣＯＲＯお得意のダメージリペアカスタムです。

元のダメージを広げ、ダメージをプラスし、
そこから、普通リペア＆広範囲補強でカスタムです。

良い感じに仕上げられたと思います。(^^)

もちろん、必要十分な補強を広範囲に入れていますので、
ガンガン穿いて、ビシバシ洗濯しても全く問題ありません！
穿き込むことで、もっとカッコよくなりますよ～(^^)/

★デニムカスタムのページ★

次は小股の解体リペア＆補強。

ダメージは大したことないのですが、綺麗に仕上げる為には、解体が必要になります。

《必要十分な補強を広範囲に一定に保つ》
ＷＡＣＯＣＯＲＯの大切な考え方の一つです。

★ジーンズリペアのページ★

次はＧジャンの襟の解体リペアを2パターン。

もう一枚

Ｇジャンの襟のリペアは、やっぱり解体リペアがお勧めですね。

★Ｇジャンのリペア＆袖丈詰めなどのぺージ★

では、今年最後もＷＡＣＯＣＯＲＯチェーンステッチ裾上げ！

ＷＡＣＯＣＯＲＯチェーンステッチ裾上げの最大の特徴は～
四つ折り仕上げ＆太い糸です！
是非、お試しくださいね！(^^)/

★ＷＡＣＯＣＯＲＯのチェーンステッチ裾上げのページ★

今年も本当にお世話になりました。
来年度も頑張りますので、
ＷＡＣＯＣＯＲＯをよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください！

『ちょっと聞くだけ聞いてみよっかな～』で全然OKです！
お気軽にお問い合わせください。
お電話も大歓迎ですので、
よろしくお願いいたします！

右ポケットの入口にはダメージ無し、左入口には結構なダメージがありますので、
スレキを交換する作業と同時にリペア＆補強をします。

まずは解体から！

スレキを交換するには、広範囲の解体が必要です。
また、綺麗に仕上げるには、作業をやりやすい状態にすることがとても重要なので、
WACOCOROでは、ポケット周辺のベルト部は全て取り外しています。

スレキと他のパーツは…

オリジナルのスレキを型にして、新品のスレキを制作します。
オリジナルのスレキ、デニム本体は経年変化により伸びや撚れがあるので、
それに合わせて、各部のサイズ調整が大切です。
WACOCOROで使用しているスレキは、厚目で強度がありますが、
しなやかで、手触りの良い生地を使用しています。

右ポケットはダメージがないので、リペア作業はしていませんが、とても難しい作業です。
当たりの位置を元通りに仕上げ、ステッチの位置を元の位置に綺麗にトレースすることが、
簡単ではないからです。もちろん、アウトシーム側もです。

左ポケットのダメージはリペアし、ポケット全体に補強を入れています。

ポケット入口全体に補強が入っているのが分かると思います。
見えない部分ですが、隠れた部分にこそ仕上がりのレベルが現れます。

ダメージ部分のアップですが、綺麗に仕上がっていると思います。

アウトシーム部分にも小さなダメージありましたので、リペア＆補強。
アタリ位置、ステッチも元の位置をトレースしています。

裏から見るとこんな感じですが、この部分はミシンを入れ過ぎない様にするのがポイント。

新品のスレキは、綺麗で気持ち良いですね～(^^)

そして、この作業でとても大切なポイントは！

ポケット入口、ダブルステッチの裏側です。
この部分を綺麗に仕上げる為には、
一つ一つの作業を丁寧に積み重ねることが絶対条件となります。

もちろん、リベットは表裏共に再利用です。
傷や変形も無く綺麗に仕上がっていると思います。
SAMURAI JEANS の特殊なリベットですので、難易度は高いです。
裏金具の刻印(サムライ)も変形や潰れはありません。
刻印が潰れていては、プロとして、再利用ですとは言えませんね。

WACOCOROでは、リペアやシルエット変更などにともなう
リベットの再利用は基本的に無料です。

このジーンズはトップボタンの取付具合がダメになっていたので、再利用取付をしました。

表側はもちろん、裏金具も再利用です。
確りとカシメが効いているのがわかると思います！

★ボタン・リベットの修理・再利用のページ★

★前ポケットのスレキ交換のページ★

次は、金襴カスタムリペア＆補強。

元からあるダメージを広げたり、プラスし、金襴で魅せるカスタムリペアです。
もちろん、ダメージが広がっていっても大丈夫な様に、確りと補強を入れています。

強度を保つため格子ステッチを入れていますが…
見えますかね…

黒糸でステッチを入れています。
縮緬も良い感じです！

★デニムカスタムのページ★

では、クロムハーツの移植の移植。

少し前にもご紹介しましたが、同じパターンで、移植の移植です。
下のデニムは以前WACOCOROで移植したデニムなのですが、
ウエストが厳しくなったのかな…(^-^;
再度の移植でオーダーを頂きました。

もちろん、全て綺麗に成功しています。
非常に難しい作業ですが、取付具合が分かっているので、自信をもって作業できます。
いい加減な仕事はしていない自負があります！(^^)v

裏金具は、オリジナルと比較してもそれほどの違和感はないと思います。

後ポケットのプレートはこんな感じ。
リベットよりも難易度は高いかも…

前ボタンはマイナスですが、溝がとても浅いので、
無理に力を入れると、直ぐになめてしまうので、要注意！
WACOCOROにご依頼をいただく場合は、絶対に無理して外すことはやめて下さい。
WACOCOROでも、無理だと判断した場合は、仲間のファクトリーに頼んでいます。

★ボタン・リベットの修理・再利用のページ★

次はＧジャンのカフス。

完全にカフスを取り外し、ダメージリペア＆全面補強後に、再取付で仕上げます。

リペア代金は高額になりますが、やはり解体して仕上げる方がお勧めですね。
一度リペアをして頂ければ、長く安心して着用可能ですからね。(^^)

★Ｇジャンのリペア＆袖丈詰めなどのページ★

それでは、最後にいつものチェーンステッチ裾上げ。

とても多くのご依頼を頂いています。
WACOCOROのチェーンステッチ裾上げの最大の特徴は！！！！
四つ折り仕上げです！！！！！
三つ折りチェーンステッチでは表現できない、立体感があります！！！

是非！お試しくださ～い(^^)/

★チェーンステッチ裾上げのページ★

デニムやＧジャンのことであれば、
大抵のことにはご対応できると思います。
ボタン１個、リベット１個でも、
丁寧に仕上げさせていただきますので、
お気軽にお問い合わせください。
お電話も大歓迎ですからね～

よろしくお願いしま～す。(^^)/

表側からだと何の問題もない様ですが…

裏から見ると…

〇部分だけが、裏金具の皿部分が残っていますね。
見た目には光沢もありそれ程劣化していない様ですが…

ちょっと爪で引っ掻けただけで、この状態です。
裏がアルミの場合、１個でも外れていたら要注意です！
同じ状態だと考えた方が賢明です！表側が無くなったら…(+_+)です。

デニムから取り外すとこんな感じ。

凹部分に埋まったアルミのピン部分を、綺麗に取り除きます。

元の位置に取付ます！

裏から見ると…

もちろん、裏金具は新品になりますが、取付ヶ所により裏金具に手を入れたり、
種類の違う金具を使用することもあります。見た目は変わりませんが、
確りとカシメる為に、ベストな取付方法を選択しています。

傷や変形も無く、綺麗に再利用出来ていると思います！(^^♪

★リベット・ネオバーボタンの修理＆再利用のページ★

次は時期的に仕上げの多い、Ｇジャンの袖丈詰め。

８㎝ほど袖丈を詰めています。
スリットをオリジナルの仕様と長さに再生し、
Ｇジャンは肩から袖にかけてテーパーになっているので、
カフスの取付部分の幅調整がこの作業のポイントとなります。
もちろん、リベットは再利用です。
ＷＡＣＯＣＯＲＯでは、リペアやシルエット変更にともなう、
リベットの再利用は基本的に無料です。

★Ｇジャンのリペア＆袖丈詰めのページ★

次はウエストの詰め。

作業後の画像ですが、ウエストを詰めていることは、ほぼ分からないと思います。

ウエストのサイズダウンにあわせ、綺麗なラインで仕上げる為に、
ヒップ周辺もアウトシーム(外側の縫い目)で、詰めています。

ウエストベルトを詰めている部分です。
表側からは、革パッチで隠れてしまうので、ほぼ分からない仕上がりとなります。

サイズダウンに伴い、リベット取り外します。
SAMURAI JEANS のリベットは貫通打抜き式ですので、
再利用は、特に裏表の再利用が必須となります。
裏金具の "サムライ"の文字にも潰れなど、傷や変形は無しです。
先ほども書きましたが、サイズダウンやシルエット変更、リペアに伴う、
リベットの再利用は基本的に無料です。成功率もほぼ１００％です。
もちろん、無料だからと言って、手を抜くことは決してありません。
刻印が潰れたり、傷付けるのは、プロの仕事とは言えません。

★ジーンズのサイズ＆シルエット変更のページ★

次はいろんなリペア＆補強をご紹介。

左右の後ろポケットは取り外してから、お尻の全面補強をしています。
これで、お尻に関しては、何の心配も無くガンガン穿けますよ～！

続けて

結構大きなダメージです。

リペアすると、それ程でもないことが分かりますね。

理想的には、補強の範囲をもう少し広げ、
反対側のお尻にも同様の補強を入れたいところですが、今回はここまで。

★デニムリペアのページ★

次は裾。

そこそこのダメージですね。

綺麗に仕上がっていると思います。
裾のダブルステッチも元の位置をトレースすることが大事。

裏から見ても綺麗に仕上がっていると思います。
ダブルステッチの位置も完璧とは言えませんが…
ダブルだとかなり難しい…(^-^;

最後にチェーンステッチの入れ直し。

縫代部分がかなり劣化しているので…

チェーンステッチを入れる前段階、地味に結構～手間がかかります。

★デニムリペアのページ★

では、いつもの様に、最後はチェーンステッチ裾上げ。

四つ折り、一段階太い糸の組み合わせ！
ＷＡＣＯＣＯＲＯのチェーンステッチ裾上げ！

★チェーンステッチ裾上げのページ★

非常に多くのご依頼をいただきます！リピートも多いです！
是非！一度お試しください!　(^^)/

『ちょっと聞いてみよっかな～』で、全然OKです。
お気軽にお問い合わせください。
メールはもちろん、お電話も大歓迎です。
よろしくお願いしま～す。(^^)/